2013年10月19日土曜日

Negi Paying Guest House!

てなわけでございまして、昨日よりニューマナリから約3kmにある温泉の村、ヴァシシュトでのんびりしています。
で、今滞在しているNegi Paying Guest Houseが、費用対効果を鑑みたれば、生涯ナンバー1の宿泊施設ではないかと思い至ったので、ちょっとご紹介。



ジャパニーズレストランが併設していることからも分かるように、女将さんが日本人で、所謂日本人宿の部類に入ると思う。
まあ、普段はあまりこういう宿には泊まらないのですよ、話しがあまり合わないし。
でもここは、そういうのを補って余りあるというか、まずはレストランでお食事をしたのだけど、実際女将さんが普通な感じだったことと、お客としていらっしゃっていた年輩の男性がいい具合にアウトローな感じだったことがともに心地よかったのです。

そもそも、階段が急で手すりに欠けるという難点はありますが、、、
温泉まで徒歩1分なのですよ、部屋から。
真ん中の伝統的建物が温泉ですね。

そして、テラス。ヒマラヤの眺望が圧倒的。
深呼吸が美味いというのは最高のアメニティではありませんか。

日当たりが良好なので洗濯物もすぐ乾くし、ご覧の通り壁が分厚いので保温効果があってよし。
最近までいたオールドマナリの宿は、山と川に面した立地はよかったのだけど、農家を改造したような造りだからか壁とガラスが薄めで、夜半寒気がのしのしと侵入してきた。
寒いのです、高地2000m、冬のマナリは。
ここはあらかじめホテルとして建てられた建物なので基本的なアメニティが充実していて、特に写真には写らないが、WiFiが強力だ。
周囲の景色がカラフルなのも気持ちいい。


さて、304号室が僕の部屋。
山に面した角部屋で、1泊200ルピー=約320円。「ハイシーズンは250ルピー」とのこと。

ざっと見はこんな感じ。外国の家屋としては低い天井だけど、逆に客船の一等室みたいな趣でナイス。窓の形も。その窓も二方向にあるのでなおさら日当たり良好でぽかぽか暖かい。
そして、もう一方「なぜに屋内方向に向けて窓があるのか」と問えば、「開閉式の戸棚」だったのである。
ベッドが硬めなのはご愛嬌。さすがに掛け布団1枚じゃ寒かった。


ともかく、なぜに生涯一の宿と思ったかというと、鏡台机のみならず、タンスが備え付けられているのですよ! しかも、四段構え。
また、中級以上のホテルの明かし、アンティークかつ電動式のあれもベッドの傍らに。
まあ、レトロ過ぎて使えないがね。

通路側はリラックスな木漏れ日。
タバコを吸ったりチョコレートを食べたり、iPadでネットを見たり考えごとをしたり、誰かと会談したりもできそうだ。

トイレとシャワーは少し変わっていて、奥の部屋と共同なのだけど、奥の部屋とこっちの部屋だけが奥の扉でバスルームと繋がっているのです。
今はいかつめのイスラエル人ぽい男性が奥に泊まっているけど、いつか意中の人が越してきたらうれしいですね。わくわく、意中の人などいないのに、ぬか喜びしてしまいます(^^


ネパールは「ドラクエ」に出てきそうな、しかも1回使うとなくなっちゃう「Ⅰ」の鍵みたいな儚げな鍵が主流だったけど、インドではこういう形の鍵が主流みたい。

てなわけで、しばらくここで湯ったり、温泉三昧ですな。

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