2014年1月12日日曜日

98-05-120156

ふと地震のこと、津波のことを考えたら怖くなってきて、Twitterに「僕のインドの携帯電話番号は、98-05-120156です。もし、アラビア海沿岸で大地震が発生し津波の危険がある際は、誰かご連絡いただけれると助かります」とツイートしてしまった。
テレビもラジオもネットもないからね。
今僕がいるインドのゴカルナのメインビーチの我が小屋は、海からわずか3、40mの距離。枕元でも波の音が聞こえる近さである。

ここにきて仙台市で東日本大震災に被災したイタリア人に出会ったからかもしれない。
また彼は、2004年のスマトラ沖大地震の際にもインドにいて、津波で大被害をこうむったスリランカに向かう途中だったという。
彼は毎年ゴカルナにバカンスにくるようになって10年近くが経つというが、「昔はビーチにゲストハウスなんてなかったよ。皆町に泊まってビーチに来た」というのだ。
要するに今僕は、10年前には人が住んでいなかったところに住んでいるということになる。
ちなみに彼は今も町に泊まっている。

その夜は「うーん」と考えてしまった。そして、結局今自分にとって本当の貴重品は7つしかないという結論にたどり着いた。命は抜かしてだ。
即ちサイフ、現金、キャッシュカード、クレジットカード、パスポート、iPad、iPhone。
しかしだ、よくよく考えてみればこの内パスポートとiPad以外は、今までの人生で一度以上は紛失ないし破壊をしたことがある代物である。しかも誤ってプノンペンの宿でズボン諸共洗濯してしまったiPhoneを除けば、全て酒による泥酔の結果に引き起こされた悲劇といえる。
もっといえばiPhoneではないが日本で、酔った揚句に携帯が憎たらしくなり地面に叩きつけて破壊してしまったこともあるし、パスポート同様日本ではアイデンティティカードとして重要な運転免許証も泥酔の末にサイフ諸共消え失せてしまった経験もある。
それでもどっこい生きている。

さらにいえば、日本人にとって命以上に大切なもの、即ち名誉および信頼を失するような行為を泥酔を理由に月一くらいで繰り返してきた。否、繰り返している。
加えて、泥酔のあまり相手の名誉を著しく傷つける発言も同様のペースで勃発。戦国時代や江戸時代なら、百回くらい切腹に追い込まれているはずだ。
それでもどっこい生きているのだ。

閑話休題。ここゴカルナは確かヒンドゥー教で第五番目の聖地のはず。ビーチから町に入ってすぐの場所にお寺があるし、湧き水で有名なシヴァ寺院も海に望む崖の突端。
雨季に海水が宿の目の前まで迫るとは聞いた。地震や津波のことは聞かないのは事実だが。

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