2013年10月21日月曜日

Shopping in New Manali

5カ月間滞在したネパールが金曜半ドン、土曜休日だったのに対し、インドは日本をはじめとする多くの国がそうであるように日曜休日。
本日、明けて月曜。我が温泉の村、ヴァシシュトから3kmほど南に下ったところにある繁華街、ニューマナリへショッピングに行ってきました。

まず、欲しいもの&やることリストをあげると、

・USドルのトラベラーズチェックをインドルピーに両替
・バケツ
・iPadのカバーとしても使えるキーボード
・調子の悪い携帯電話のSIMについて購入した電気屋で質問
・携帯電話料金のチャージ

といった具合。

てなわけで、Negi Paying Guest Houseから徒歩1分の距離にある温泉前でオートリクシャを拾ってニューマナリへGo!
ヴァシシュトからニューマナリまでは70ルピーが基本。
10分も渓谷の景色を楽しめば、ニューマナリのメインストリート南側に到着。

先立つものは現金ということで、さっそく宿の主人から聞いていたDRAGON SHOPPING COMPLEXの両替所に行ってみたのだけど、シャッターが下りていたので隣の雑貨屋の主人に尋ねると、「Close for long days」。
「どこか他を知っていますか」に対する答え、ウェスタンユニオンへ。


「100ドルのキャッシュなら6000ルピーだけど、トラベラーズチェックなら5950ルピー。でも500ドルなら100ドルで6000」という殺し文句を前に、そそくさと500ドルのトラベラーズチェックを両替。
圧巻の500ルピー札60枚。人生で最も多くのお札が財布の中に入った瞬間ではないかな。

で、お次は購入このかた1週間、あれやこれやで頑迷に使えない状態を維持し続けている携帯電話会社AirtelのSIMカードについて、バスターミナル裏のバザールにある購入店で質問。

今回は店主の言うまま、自らの電話でAirtelの英語オペレーターからインタビューという相当に難易度の高い課題だったのだけど、オペレーターもオペレーターで、そんなに英語が得意ではない僕のさらに下を行く片言っぷりで、しかも上司みたいのが逐一後ろでオペレーターが次に話すべき内容を英語で言う、要はオペレーターは完全にそれを復唱しているだけで、「あなたとお話できてうれしいです」をはじめとする基本慣用表現が全て棒読み。
こちらもつられて、「Welcome(=ようこそ)」などとぺこぺこ苦笑いでお辞儀しながら口走るというへたれっぷりで、店主夫妻を苦笑いの渦に引き込んだ。そもそも電話しながらのお辞儀って、こちらでは相当奇異なのですよ。

でもって、オペレーターからの確認は3点。すなわち、

「あなたのフルネームは」
「あなたの父親のフルネームは」
「現在の住所は」

上2つに関してはスペルチェックなし、最後の一問は番地まで言わないでよしという釈然としないやり取りの後、「50分後」というあっけない返答。
過去1週間はこういう肩透かしみたいなやり取りの結果として不通状態が維持されたのだけど、まあ、これはこれでおもしろいと思って念押しすることもなく受話器を切り、店を後にした。
iPadのカバーとしても使えるキーボードは、iPad mini自体を持って来忘れたので次回に持ち越し。

で、次はバケツ。
とっ手付きのプラスチックピッチャーみたいなやつで、東南アジアやネパール、インドのトイレでおなじみのあれ。
というのも、日本のお風呂セットといえば洗面器が定番だけど、そもそも入浴の習慣のないこちらでは、そんな気の利いた器具は存在せず、ただ便所で素手の左手で尻を清める際に右手に握り締めるあれを用いるのみなのである。

なぜかヴァシシュトでは、小さいサイズのしか商われていないのだよね。
電気屋の妻の言う方向にバザールを進み、ヤカンや棚などを扱う店で25ルピーで購入。
ついでに「Do you have something washing?」とボディランゲージを用いて尋ねたところ、たわしを突き出された。
服を洗うという意味にとられたようで、「いやいや、体です、体。ホットスプリング(=温泉)で」とまで言ってようやく分かってくれた。

「そこの角を右に曲がって左側」で、20ルピーで花型のスポンジを購入。なくはないのだね。

さてと、Airtelのオペレーターが言っていた50分後までしばし時間があるので、最悪の場合直接行って直接問いただすことも鑑み、Airtelのオフィスそばで軽食をとることに。

GESMO'S Manali Dayという当地にしては小洒落たコーヒーショップ。
60ルピーのーMASALA DOSAと10ルピーのMILK TEA。
DOSAって、ライトなファストフードと思っていたけど、相当にヘヴィ。まるででかい餃子のよう。

てなわけでございまして、店を出る頃にはようやく携帯も使えるようになっており、Airtelのオフィスには、ただ500ルピーをチャージするために赴き、ニューマナリのメインストリート北側のツーリストインフォメーションオフィス横からオートリクシャ70ルピーでヴァシシュトにカムバック。

異国での買いものって、ただそれだけで楽しいものですね。
これで心ゆくまでヴァシシュト温泉村を堪能できるというものです。

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