お隣に住んでいたロシア人カップルがゴアに向けて旅立った。
間を空けずにロシア人家族がその部屋に入った。
そのまた隣りの部屋も合わせ、どうやら全員で6人ほどのグループらしい。
ロシア人カップルは屋根部分に鶴(白鳥?)の折り紙を残したが、彼らは緑と赤の電飾をつけた。
途端に我が家の階下が明るくなった。
そういや昨日がロシアのニューイヤーだったようだ。そして、彼らの携帯からは「ジングルベル」の着信音が聞こえた。
確か前にちょっと話したロシア人が、「ニューイヤーの15日後にクリスマスがやってくる」と語っていたのを思い出した。ロシアではクリスマスは新年の後にくるものなのだ。
「いや、日本には中国の正月を祝う風習はないから。近代化した時に欧米同様太陽暦に変えている。普通旧正月がいつかなんて知らない。休みじゃないし、普段と変わらず仕事してる」と返すと、ちょっと驚いたふうになる。
インドにはもちろんヒンドゥーの暦があるので西暦のニューイヤーなんてどこ吹く風。
それどころか、イスラム教徒やキリスト教徒、シーク教徒などなど、国民それぞれが別々のカレンダーを用いているので、新年がいっぱいある感じだ。
この感覚は日本人にはあまり理解できないんじゃないかな。時間など人それぞれ。
さて、今夜は満月。てなわけで、Happy Rosian New Year!!
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