2014年1月1日水曜日

Happy New Year from Hammock

年が明けた。
2014年。平成26年。明けましておめでとうございます。

僕の小屋の1階はフリースペースになっていて、ただ遊ばせておくのもなんだから、それじゃってことで街でハンモックを買ってきて、気が向けばゆらりゆらりと揺られてる。
さて、元旦。
せっかくの一日だから何か特別なことでもしてやろうか、例えば何か一つのことを一日中やり続けるとか、例えば日がな波の中に立ち尽くすとかなどとハンモックに揺られながら思いついてみた。
それにしてもハンモックは気持ちいいなあ。重力があるのかないのか分からないけれど空中のベッド。

僕がよくするのはサナギごっこ。なんのことはない、ハンモックをぐっと塞いでサナギみたいな格好になるだけだけど、サナギになったみたいでおもしろい。
それにぐらんぐらんと大揺れも楽しいけど、揺れているんだか揺れてないんだか分からないくらいの微かな揺れの中で、リラックスした身体がその微か揺れを受信して、ハンモックと身体が同化してるように感じられる瞬間も気持ちよい。
実にこのハンモックはちょっとした風や筋肉の動きでも小さく小さく揺れる。
涼しい風でももちろんよい。でも、一番好きな風は涼しくも暖かくもない風。風に体を触られているみたい。あるいは風に抱かれてるとでもいおうか。目をつぶって波の音に耳を澄ませると、海を漂ってるようにも感じられるし、空を飛んでるようにも感じられる。

部屋をとったクリスマス前頃は、住人は僕ひとりだけと感じられるほどに閑古鳥だったのだけど、クリスマス頃から途端に増え出した。
で、隣の平屋にロシア人の若いカップル。気づけば、ハンモックの上にあるひさしに折り紙の鶴が飛んでいた。いや、ロシアだから白鳥だろうか、白くないけど。女性の方が作ったものだ。僕はとりわけ手前の青い白鳥、すなわちブルースワンが気に入った。
もちろん、色とりどりの白鳥たちも風に吹かれてゆらゆらする。時に激しく、時に微かに。
ゆらゆらの飛行船ハンモック号からそれらを見ていると、ともに飛んでいるみたいだ。

そんな愚にもつかないことをゆらゆらハンモックの中で妄想してたら、うつらうつら。
結局日がなハンモックに揺られるという寝正月。
今年も一年よろしくお願い申し上げます。

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