Gas in

ベンガリートラという旅行者が集まる地区に宿替えした。

それはさておき。重い荷物を再び下ろし、一息つくために近所でヨーグルトドリンクのラッシーを飲んだのだけど、明らかに水がガス臭く、飲んでるそばからお腹にガスが溜まってゆくのが分かる。

当方は基本的に乳製品が味的に食べられなくて、ヨーグルトならギリギリセーフといった具合なので、この状況にガスが加わると、途端に受けつけられなくなる。

先だってガンジス川にボートを浮かべ、インド人らとチキンカレーで酒盛りするという光栄に預かったのだけど、明らかにガンジスの水を調理に使用しているようだったのだよね。

現地の皆が皆ではないだろうが、聞けば意外と普通にガンジスの水を料理に使っているみたいなことを言っていた。

まさかこのラッシーの水がガンジスから直で汲まれてきているとは思わないが、多分水道水やらなんやら、ガンジスに流された糞尿諸々を浄水場で分解し切れず、メタンガスが含まれていると考えるのが自然ではなかろうか。

牛乳なんかもそこいらにいる牛の乳直搾りだとしたら、そこいらにいる牛は糞尿混じりの残飯を食べていたりするので、やはり自ずと乳にもメタンガスが含まれるということになる。

だとしたら、人も動物も皆が皆、互いに糞尿を食べ合っているということになる。

嫌な食物連鎖だね。

食べなば生きられず、食べれば体を病む。

やれやれ。

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