2013年11月19日火曜日

One day bus tour in Delhi

今日は一日デリーバスツアー400RSに参加してきました。

利用したのはコンノート・プレイスにあるハイランドトラベル。

先日ここいらを訪れた際、偶然道につっ立ってたら声をかけられたことがきっかけ。
スタッフ兄弟はムスリムで、そう悪くない人たちと思います。

てなわけで、出発は10:00、のはずがちょいと遅れて10:17とか。
まー、ありがちなこった。

しかも僕以外全ての参加者約20人が全てインド人。
バス内でのガイドも全てヒンディー語だが、バスを降りた時に英語で説明してくれる。
ちなみに今、いく分豊かになり出したインド人の中で国内旅行がブームみたいね。

てなわけで、1件目はその名もラクシュミー・ナーラーヤン寺院、『地球の歩き方 インド』曰く。
まあ、こっちとしては「ロッチミー・ナライン」と発音することを知っている。
ポカラの行きつけの酒場夫婦と同じ名前だから。

見学時間は30分。まあ、こちらはお祈りをしないので普通に見て回れた。
バスに戻ってくれば物売りたち。

インドきゅうりを買ってきた人に「いくら」か尋ねたら「10RS」とのことで、

購入〜。
それを咥えながら、11人の銅像を左手に眺めながらバスは次なる目的地、インディラ・ガンディー記念館へ。

館内では、「ピー、ピー、ピー」とけたたましい笛の音で職員がお客を誘導。
こうまでする、こうまでしなけりゃ収拾がつかないのはさすがインド。

ベトナムのホー・チミン、

ネパールのビレンドラ国王、

そして、日本の昭和天皇並びに香淳皇后とビッグネームとのショットが続く。

他にはチベットのダライ・ラマ法王やイギリスのマーガレット・サッチャー首相など。

ここはインディラ・ガンディーさんの昔のお家なのですね。

そして、裏庭の公園では謎の素晴らしいダンス。
ゆっくり見るなら1時間は欲しい。

お次はパリのコンコルド広場を思わせるような大統領官邸前。

翻るはインド国旗とベトナム国旗。
次は日の丸。天皇陛下の訪印だ。

で、「次はデリー・ハットでお買い物」的なことを言うから、すわ、先日日本の柔道家に連れていってもらったあの青空物産展示場のデリー・ハットかと思いきや、むしろ先般コンノート・プレイスをほっつき歩いていた時に声かけられた見知らぬ兄ちゃんに連れてこられた店と同じ形態の店。
うーん。
若い店員が次々「僕の兄弟だ」と言って売り子を紹介してくるから、「どいつもこいつも兄弟じゃないか」と指摘したら、「インド人は皆兄弟」。
まいったね。

そしてランチとして誘われたのは、(多分)ラール・キラー(?)の前に位置するこアプナダバ。

80RSのOrdinary Talliを食べて会計をしようとしたら、「テーブルチャージ込みで100RS」などと物騒なことを言う。

うるさいインドの食堂のそれでも全員に聞こえるくらい腹の底から、「テーブルチャージが20RS!? 聞いたか? そんな話しきいちゃいないよなー?」と大声で言ってやったら「80RS、80RS」と白旗を上げた。

しかも後から調べたら位置的に多分ラール・キラーと思うのだが、インド人は10RSで外国人は250RSなどと物騒なことをいう。差開き過ぎだろて。

見学時間30分で250RSの価値のある見学はできないだろうから放棄し、10RSではなくてインド人の観察をすることにした。

インドにも遠足の慣習があるのか、制服もいろいろで楽しい。
しかもスタンドでインド版焼きいもを10RSで売っていたので購入。

こちらでは塩とマサラとレモン果汁をふりかけ、切られた状態で提供されるの。
マサラの辛さとさつまいもの甘さが合いまってイケるが、いも自体は日本と比べて相当イケてないと思う。
日本と同じ食し方で食べてもさして美味しくはないはずだ。

あと、レモン果汁ソーダジュースを20RSで購入。焼きいもが辛かったので。

しかもデリーには普通にリスがいるのね。
まあ、緑多いし。

さてと、お次はロータス寺院。
遠くから見ると美しいけど、近くで見ると新興宗教の建物みたいだな。

敷地が広すぎるので、見学時間の30分以内に帰れなくなることを危ぶみ、早めにバスに帰ったら、見知らぬオヤジどもが4人ほど乗り込んでいてトランプに興じていた。
するとまたオヤジが入ってきて、「お前ら何やってんだ!」的な注意を始めた。
なんか面倒くさいので、外に出て、爽快さを求めてミントジュースのようなもの10RSを買ったが、青汁のような色をした、マサラが効いた非常に辛くて酸っぱい青汁のようにまずい飲み物だった。


加えてインド人って意外とどうでもいいおみやげ買うよな。


そして、バスに戻るとさっきの後から入ってきたオヤジが、腕組みしたり頬に手を当てたり別のオヤジを指差したりして、ともかく漫談のようなものを開始していて、別の先に乗ってきていたオヤジどもを爆笑の渦に巻き込んでいた。


僕もつられて笑っていたら、ドライバーとガイドが戻ってきて、先のオヤジもろともバス外に追い出された。
お前も部外者だったんかい‼

で、最後はパジグハット。

なんだか分からんかったが、大きな公園だった。
ベトナムのフエで今年1月に参加して以来か、こういうツアーに参加するのって。


インドなので、もちろんいささか疲れたけど、価値ある一日になりました。
たまにゃ、いいね、こういうの。

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