While My Stomach Gently Weeps

相当胃の調子が悪いのだよね。

下痢とかではなくて、長期移動の疲れもあるのだろうけど、マサラ疲れという感じだ。

少なくとも僕の胃はそう言ってる。日本語ではなく、胃特有の言語だけど。医者と僕にしか分からないんじゃないかな。

10日(日)に縁があって、翌日11日(月)の15:30のバスでマナリからアムリットサルへ、15時間ほど揺られてたんじゃないかな。眠れず朝12日(火)、ゲストハウスについてから睡眠したものの、夕方には外出して飲酒を含むちょっとしたパーティー。肉体的にほとんど飲めなかったけど。帰宿は11時くらいじゃないか。

翌13日(水)に至っては、昼前に外出して結婚式や飲酒を含む内輪のパーティー、あいさつ回りで、深夜3時にようやく宿に帰れたものの、デリー行きの高速列車がそのまま14日(木)6:00発なので寝むらずブログを書いて荷物まとめ。

ほうほうの体で列車に乗るも、高速列車なだけに11時にはデリー。要は眠る時間などほとんどない。

で、どうにか今日15日(金)で一息つけた気分。

要はこういうこともあって胃が疲れてると言いたいのですよ。

あんなに日本でインド料理が好きだった僕の胃が「もう勘弁してください・と言ってる。

もはや日本に帰って「好きな料理は」と訊ねられても、昔のように屈託なく「カレーです」とは答えられない。

神保町には悪いが、僕の中でライスカレーまんてんもキッチン南海もランクダウンですよ。完全なとばっちりかつ言いがかりだけどもね。

正直今は食べ物を食べたくない。

昨日は久しぶりに日本食(のようなもの)を食べて、胃に気持ちよく醤油が染み渡るのを体感したけど、今日のランチに至っては催し物会場でインドのミャンマーに近い方の地方のカタヤキソバみたいな料理を注文したが、半分ほどで箸(正確にはフォークとスプーン)が止まった。

そして今、夜だけど何も食べたくないね。日本食すら。

はっきり言って、インド人の食事のスケジュール文化には首をかしげたくなるものがある。

だから断食という風習があるのではないかね。

まず、朝食は日本と比べてだいぶ遅い時間。しかも朝食というかお茶を飲む程度。

ランチは13時だっけか。これは普通に食べる。

問題は夕食で、22時開始とかなんです。寝しなに食べるわけだ。もはや夜食でしょ。

で、実のところ中華料理と張るくらいに油っぽい。特に朝食や間食で摂るものは。

思うに、インド料理は本来肉を用いらず、タンパク質は豆からとか、ともかくカロリーが低過ぎるのですよ。

普通に食べてたらどんどん痩せてく。

だから日本の逆で、寝しなに食べて体を肥やすことを旨としているのではないかな。

僕のように夕飯を17時、18時、いや本当のことを書くと、普段日本では酒だけ飲んで夜はつまみしか採らないという生活なのです。旅先でも、このタイムスケジュールがベース。

実のところ、日本食は高カロリーだから昼食に適当なものを摂取すれば成り立つけど、インドで試みたら、間違いなく栄養失調になりますよ。

ネパールも似てるんだけど、あそこは昔の日本と似ていて、ともかく主食の米で帳尻を合わせることができる。

インドは主食が麦焦がしだからねえ。

ただ、それなのに不思議と肥満体型者が多いのだよね、インドは。

ネパールで肥満はほとんど視界に入らなかったけどね。

そして、ともかくマサラがすごい。香辛料ね。

ネパールは似てるけど、こうまでじゃない。もっとシンプルというか、昔の日本や満州のように味の調整は塩のみなの。

料理としてどっちが美味しいかと聞かれれば、「インド料理」なのだけど。

結局、肌や言葉の違いを除きゃ、人間は人間だから、インド人も終いにゃ胃が疲れるから断食すると思う。

このまんま、インド人の食生活の欧米化と経済発展が続けば、飲酒量も半端じゃないしノーダウトで肥満大国になると思う。

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